駐在員に英語力は必要ない!?

英語
ヤサブロー
こんにちは!ヤサブローです。
今日は、駐在員に英語力が必要であるかどうかを考えます。

1.英語「だけ」が重要ではないのは明らか

新入社員で海外営業部に配属されたときの上司は、当時海外顧客向け資料の英語チェックをしていた僕にこう問いかけました。

上司
君、グローバルの共通言語って、なんだと思う?
ヤサブロー
う〜〜ん。。。英語・・・?ですか?
上司
違うよ、ロジック(論理的思考力)だよ
上司
英語ばかりチェックしているのは良いけど、このプレゼンの構成のここがおかしいな・・。英語が完璧でも、結論が最初にバシッと言われていなかったり、理由と結論が繋がっていなかったり、ページからページへの移り変りの論理構成が整っていないと、何も伝わらないからね。
ヤサブロー
なるほど!!!(上司、カッコ良い!!!)

海外営業に必要なのは、英語よりもロジックなのかと。

今でもその時の上司からの指摘を大事に胸にしまって仕事をしています。

しかし、だからと言って、もちろん「英語が必要ではない」というわけでは、ありません。

2.英語力の重要性

駐在員として海外に派遣された場合、ローカルスタッフ、お客さんとの会話は基本的には英語です。

(もちろん職種と国によって違います。中国はお客とは中国語、社内は日本語しゃべれるスタッフが多いので日本語でもいける、など)

メール、会議、資料作成、プレゼン、スピーチ、などなど、その他もろもろ英語です。

3.どういう英語力が求められるか

メールや資料作成は、多少文法が間違っていても、「ロジカル」であれば通用する可能性が高いです。

英語が母国語の国以外では、かなり英語が流暢なローカルでさえ文法が誤っているものが散見されます。

ライティングが得意な日本人も同じです。僕も後から自分で書いた文章を見てあー、間違っているなーと思うことは大変よくあります。

つまり、英語をリーディング、ライティング、リスニング、スピーキングに分解したとき、リーディングとライティングは、「ロジカルさ」が重要であり、義務教育で6年間+αの英語教育を終えている日本人、ましてや駐在員を目指している海外営業の職についている人なら基本的に問題ありません。

リスニングに関しては、慣れだと思います。「しゃべれない発音は聞きとれない」という人もいますが、英語をちゃんと喋れない人も、海外経験を数年積んでいれば、「何を言っているかはわかる」というレベルになるものです。

4.日本人の弱点はスピーキング

しかし、スピーキングに関しては、海外営業経験30年、海外駐在経験10年以上のベテランの経営層駐在員でさえ、問題あり!という人が周りに多くいます。今まで2社で海外営業を経験し、そういう人はたくさん見てきました。周りの商社やメーカーの海外営業部に勤める友人に聞いても、40代以上のベテランほどジャパニーズイングリッシュをドヤ顔で使っていて周りを困らせている人が多いとのこと。

日本人駐在員の最大の課題は、言いたいことをしっかりと確実に伝えることのできるスピーキングスキルの少なさ、にあるのです。

5.スピーキングが出来ないと何故ダメか

僕は、日本で生まれ育ったので、ジャパニーズイングリッシュはほぼ100%理解できます。会社で、経営層がローカルスタッフに語りかけているジャパニーズアクセントな英語が理解できます。背景を知っているから、ということもあるかもしれませんが、ジャパニーズイングリッシュでありがちな、英語と英語の間に入れる日本語「This is so important ダカラ please take note」を理解しているから、というのも大きいです。

これが、日本語がわからないローカルスタッフの気持ちで聞き取ると、大変です。

ドヤ顔で英語話すおじさん
This is so important 〇×% please take note *

と、文章で書くとわかりやすくなってしまいますが実際日本人のぼくらに置き換えると(たとえば、ですよ?)

ドヤ顔で英語話すおじさん
This is so important カシュア please take note

とか言われているのと一緒です。

「え?カシュア??カシュアって何??」ってなりますよね!?

みんな、「ダカラって何!?!?」ってなっているわけです。

これが、長文に何度も入ると、それはまるで壊れかけのレディオから流れてくる指令を必死で聞き取らなければいけないジャングルの兵隊さんです。日本企業の海外支社にいるローカルスタッフは大変なんです。

そういうおじさんたちに限って、「インド人の発音が下手すぎる、!」とかいって馬鹿にしていますが、彼らは「DAKARA」とか「NE」とか入れないですからね、文章に。さらにインドでは英語が公式言語で小学校から英語漬けなので日本人なんかと比べモノにならいくらい英語うまいですよ。(もちろんオフィスワーカーの話)

ある日、会社のマレーシア支社の経営方針発表会に参加した際、英語は楽勝だと思っている海外駐在10年の経営層がドヤ顔で英語プレゼンをしました。その後、マレーシアのローカルスタッフが中国語で「何言ってたんだろね」「いやー、わかんね・・・」って会話をしていた、と中国語のわかる先輩に聞いたときはショックでした。さすがにプレゼンではDAKARAとかNEとかは入れません。単純に発音に問題アリだったのです。僕は中国語で彼らが何を話しているか知らなかったので、後から聞いてショックでした。(華僑マレーシア人のオフィスワーカーは基本的に3,4か国語は標準で話せます)

ということで、駐在員になるのに英語力は言うまでもなく必須であり、その中でも「スピーキング」「発音」は最も重要だと思います。

6.スピーキング力をどうやって鍛えるか

接続語など日本語を入れないように意識して話すことは当たり前ですが、日本語っぽい発音を直す必要がある場合、ズバリ発音記号を覚えることを提案します。

単語帳で単語を覚えるときに単語の下に書いてある、変な記号です。

(/ æ /とか/ θ /とか)

初心者が中国語を学ぶ際、四声とピンインから始めます。

どの中国語参考書を見ても「四声とピンインから始めなさい」と書いてあります。

四声とは、イントネーションで、ピンインは発音です。

中国語では、発音やイントネーションが違うだけで単語の意味が変わってしまうので、発音が勉強の「基礎」と位置付けられています。発音するときの舌の場所、口の開け方などを学びます。

日本の義務教育ではABCから始まり単語や文法を中心に勉強します。中学高校時代に、授業でしっかりと発音記号を勉強した覚えがありません。

発音は多種多様で、一つの発音を強制的に教えこむべきではない、という意見があるかもしれません。しかし、僕が言っているのは基礎の基礎レベルです。どういう音があるのか?を学ぶということです。英語には日本語にない子音の発音がたくさんあります。そこを教えなさすぎです。

というわけで、結論、駐在員になるには、基礎的な英語力は当たり前、そのうえで、スピーキング、特に発音を学ぶ必要があります!ということでした。

「駐在員になりたい!」あるいは、「駐在員になったけど、英語の発音が不安」、という方にはオンライン英会話がおすすめです。
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ではまた!

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