20代で転職を成功させる秘訣【必勝マインドセット】

キャリア
若手リーマン
入社3年目。石の上にも三年というが、もうこの会社での未来は見えない・・・。最近同期もどんどんやめて行くし、転職しようかな・・。

僕は2年勤めた大企業をやめて、また同じ業種の企業に入社し、1年後に駐在員としてマレーシアにきました。「最短(4年目)で駐在したい。」という思いがあったので、それを叶えた、という意味では、転職に成功したと言えると思います。

実は、今の企業に転職できるまでに、5社以上書類で落ちてしまいました。書類が受からないと、面接もいけない。「もう自分は転職できずに、ここで一生会社にしがみついて働き続けるしかないのか・・・?」と、絶望していました。

しかし、先輩からいただいた一言を機に、心機一転、志望動機を書き直して転職活動を始めた結果、少しずつ選考が進み、今の会社に入り、しかも1年で夢だった駐在員になることができました。

今日は、自分の経験をもとに、20代の転職の必勝法、特に志望動機のマインドセットについてお伝えしたいと思います。



本音と建前は違う。

まず言いたいこと。志望動機は、「受かるために、つくる」ものである、ということ。これは就職活動でもそうだし、転職活動にも使えるマインドセットです。

このマインドセットに気付かされたのは、大学生のときです。

当時僕は大学4年生。周りが就活をしている中で、大学の交換留学の試験準備をしていました。

うちの大学には、試験に受かれば、アメリカの大学の学費と、月10万円の生活費をもらいながら、1年間現地の学生と同じ授業をとって勉強できる、さらに4年生秋から留学した場合、帰国して5年目の学費は無料!という最高の交換留学のプログラムがありました。

大学生の僕
「海外に行ってみたい。今まで、ずっと東京の実家で過ごして生きて来た。周りには家族や友達が常にいた。
誰も知らない環境で揉まれて、成長したい。それ以外の理由なんてない」

と思っていました。しかし、事件はおきました。

就活がまだ解禁される前の時期、社会人1年目の先輩のセッティングで、なぜかカフェに呼ばれて、「リク○ート」の人とお話しする機会がありました。

そこで、「就活じゃないくて、留学しようと思い、、」と、先ほどの志望動機を話したら、

「それだけが理由なら留学なんてしても全く意味ない。今すぐ社会に出た方がいい」

と、言われて、何も反論できない自分に嫌気がさしてきて、だんだん泣けてきて、結果、「カフェで号泣」しました。

大学生の僕
留学なんて、どう考えてもした方がいいではないか。

何を言っているんだ、

なんなんだあいつ、

と、もやもやが溜まっていました。

その頃、試験に必要なTOEFLの勉強の為に必死でバイトをしてお金をためて、13万円を払って塾に通い、受験資格を満たす点数を取った自分には、「受かって、留学する」という選択肢しかありませんでした。当時は、海外経験一切なしで、TOEICならば900点以上取れたほど努力していました。

そこで、僕は海外の大学院に受かったゼミの先輩にメールで、留学の志望動機について相談しました。

すると・・・

大学の先輩
交換留学は、大学が何百万円も渡す価値がある学生を合格させるわけだから、そういう価値ある学生だってことを、志望動機で言うために、つくらなきゃ。例えば、将来は世界銀行で働きたい。その為には留学でこの先生のこの授業が取りたい、みたいな。
大学生の僕
志望動機を・・・つくる・・・

そこでやっと気づいたのです。

「ああ、志望動機って、つくるものなのか・・・」と。

普通、志望動機があって、転職先がありますよね。「今の会社がブラックだから環境を変えたい!」とか。「今の会社じゃ成長できない!あの会社に行きたい!」とか。

それをそのまま志望動機にするのではなく、「転職したい会社の人事は、どんな人を取りたいか?」を考えて、志望動機を後から作成するのです。

図で書くと、こんな感じ。

その後僕は、「大学が400万円かけたい人物」とは何かを考えて、そこから逆算して、志望動機を書き上げ、見事、留学に受かり、カルフォルニアの大学生ライフを最高にエンジョイしました。
(奨学金のほとんどがビールとスケートボードに消えたのは内緒)

話がそれました。

ポイント

つまり、志望動機とは、「受かるためにつくる」ものであり、

それは、受ける企業が取りたい人物像をリサーチして、

何百もある「自分」という「要素」「経験」を分解し、

その人物像に合わせて「編集」するものなのです!

 

もちろん編集するソースは自分自身の「強み」や「弱み」、「具体的な経験」から来る必要があります。

偽りの自分を作り出すのは、転職後のミスマッチを生み出すので、やめるべきです。

具体的な経験で志望動機に肉付けを!

たまに、「私は成長したい。御社は成長できる。なぜなら、若手に裁量権を持たせるから。裁量権を持たせられたら、主体的に仕事を頑張って、成長できる。ゆえに御社に入りたい」とかいうことが志望動機にありますが、これはあと一歩たりません。

自分が、「裁量権を持ち、主体性を持って仕事をして、成果をあげることができたと実感した」とかいう「自分の具体的な経験」で理由を肉付けする必要があります。

それによって、

・私は成長したい
・御社は成長できる。若手に裁量権を持たせるから。
・私は御社に入りたい

というロジックを、

・私は成長したい
・御社は成長できる。若手に裁量権を持たせるから。
+私は裁量権を持った時こんなパフォーマンスをあげて成果を出した
(具体的なエピソード)
・このような経験をさらにして行く為に、御社で〇〇がしたい。

と言った風に肉付けしていくことで、説得感のある志望動機にすることができます。

転職の志望動機ではまりがちな罠

転職の志望動機ではまりがちな罠があります。
それは、今の会社ではダメで、あなたの会社ならできる、型志望動機です。

自分はこういう思いで今の会社に入社した。しかし入社後の業務内容にギャップがあり、転職を決意した。貴社では△△な働き方ができるため、貴社を志望する。

といったものです。

これは、今の会社の愚痴になりがちです。

愚痴が多いやつは、ダメなやつ。ですので、落ちます。

例えば、こんな感じ。

・今の仕事は、プロジェクト期間が長い。3−4年かかる。これだと、10年経っても、2、3プロジェクトにしか関われない。10年たったら、その業界の知識はついても、つぶしが効かない人材になってしまいそうで怖い。

・貴社では、プロジェクトの多くが最大3ヶ月と短い。
新しいことをどんどんやって知識と経験を身につけていくことができるから良い。貴社に入りたい!

というような、今の会社では○○できないから、△△できる貴社に行きたい!という志望動機。

これは、面接官に現職の愚痴を言っているように聞こえてしまうリスクがあり、よくないです。

愚痴は、転職エージェントにぶちまけても良いですが、面接官にいうべきではありません。

転職活動始めた当初、僕はこのタイプの志望動機で書類を提出し、何度も落とされていました。

実は当時、同じチームの先輩が転職活動をしていることを知りました。

何社も受かっていて、どこに行こうか迷っている、とのこと。

そこで、今の志望動機を見せたら、こう言われました。

会社の先輩
ちょっと志望動機がネガティブだね。これだと愚痴言っている奴になるよ。俺は面接で、「今の職場には、感謝しかありません。仕事内容も充実し、チームメンバーにも恵まれています。給料も残業代含めて十分もらっています。ただ、自分の進みたいキャリアと、会社の将来性がずれていて、転職活動をしている次第です。」って言っている。別にあなたの会社に行かなくても、全然大丈夫だけど、来いっていうなら行きたいよ、くらいのスタンス。

そういうものか!と・・・。確かに、藁をもすがる思いで、「御社に入らせてください・・・」と言っている人よりも、今の仕事を楽しんでいて、優秀そうな人を企業は採用したいはず。

つまり、

今、○○の仕事をしていて、こういう成果を出している。
しかし、△△の経験をして、□□の方向性にキャリアを積みたいと思い、貴社を志望する。

くらいで良いのです。

ポイントは、今の仕事を頑張っていて、こういう成果も出した。しかし、ここでは、自分の将来やりたい〇〇という方向性と違うので、転職に至った。ということ。

面接官が欲しいのは活躍できる人材。

活躍できる人材は、どんな環境でも活躍できる人です。

実際、活躍できていようがいまいが、今の業務が死ぬほど嫌であろうが、その業務と向き合い、何か工夫できたか?そしてその工夫は、成果出たか?というのがポイントです。

逆に、ただ逃げたいだけの転職は、うまく行きません。

まず、自分の今の仕事に向き合い、自らKUFUし、少しでも成果を出すことが1番の転職成功への近道です。(ライムスターの名曲「KUFU」を聴きましょう。)



面接で志望動機は語る必要はない

転職の面接では、「あなたが入社後、与えられた環境でどうやって仕事をして来て、どういう工夫をしてどういう成果を得たのか。あるいは失敗して、そこから何を学び、次にどういかしたか。」が大事です。

したがって、新卒の面接のようなポテンシャル重視でない転職の面接では、普通の面接官なら、「志望動機」にそこまで深くこだわることはないと思います。

なぜなら、転職活動は、新卒一括採用と違って、数ある会社が一斉に募集しているわけでもない為、面接官も「なぜ、他社ではなく、うちに!?」ということにこだわれません。だって、他社募集してないし、ってこともありますから。

まとめ

今日のポイント
  • 志望動機とは、会社に合わせて自らの経験を元に「つくる」もの
  • 志望動機には、具体的な経験を入れてロジックに肉付けすべし!
  • 現職の愚痴にならないようなポジティブな志望動機を考えるべし!

以上のポイントが、20代若手が転職する際に気をつけて欲しいことです。
今の会社でキャリアを積むべきか悩んでいる方のご参考に少しでもなれば幸いです。

「転職するぞ!」と、思ったら、まずは、転職サイトに登録して、キャリアカウンセラーの方に相談しましょう。自分の経歴と、将来なりたい姿を簡潔に話せるように普段から考えて、メモしておくことをオススメします。

リクナビやDodaなどの大手キャリアエージェントはもちろん、20代の若手に特化した転職サイトに登録して求人を探してみましょう。

僕のように海外留学や駐在を経験されている方には、海外経験者専門のキャリアエージェントがおすすめです。