TED Edで英語の勉強!「バイリンガル脳が得すること」

英語
ヤサブロー
みなさん、楽しく英語勉強、出来ていますか?

というわけで、この記事では、前回の記事、「1日5分!TED Edで簡単に英語を勉強する方法」で紹介した、TED Edの動画を解説していきます。

今回扱う動画は、これだ!!

バイリンガル脳が得すること “The benefits of a bilingual brain

バイリンガル脳は普通の脳と違う?

動画は、スペイン語、フランス語、中国語で、「〇〇語を話せますか?」と質問を投げかけることから始まります。

もし答えが「イエス」であり、英語をでこの動画を見ているとしたら、あなたはバイリンガルかマルチリンガルの世界の住人でございます、とのこと。

ヤサブロー
僕はスペイン語をカタコト、中国語を勉強中です!

実は、二つ、三つ以上の言語を知っているということは、簡単に世界旅行ができたり、字幕なしで海外映画を楽しめるだけではなく、一つの言語しか話せない人と比べると、「脳」の外見や機能が変わってくる!というのがこの趣旨。

ギリシャ語・ラテン語で単語を覚える

一つの言語のみできる→Monolingual
二つの言語ができる→Bilingual
三つの言語ができる→Trilingual
複数以上→Multilingual

Mono、Biなどの接頭語は他の単語でも出てきます。

・・・MONO消しゴムとか・・・(すみません)

Bicycleとかね!

“Mono”はギリシャ語で「1」ちなみにラテン語は”Uni”
“Bi”(バイ)はラテン語で「2」ちなみにラテン語は”Di”
“Tri”はギリシャ語でもラテン語でも「3」なのです。

英語はラテン語やギリシャ語からの派生語なので、接頭語や接尾語でラテン語やギリシャ語からの引用があるので、覚えておくと単語を覚えやすいです!

二つ以上の言葉を喋れるということ

ある言語を知っているって、どういうことでしょうか?

能動的な(Active)能力として、スピーキング、ライティング、そして受動的な(Passive)能力として、リスニングとリーディングがあります。

バランスが良いバイリンガルが二つの言葉を同じくらい上手に操る一方、世界のほとんどのバイリンガルはそれぞれ異なる割合で言語を使っている。(一方の言語に偏っている)
( While a balanced bilingual has near equal abilities across the board in two languages, most bilinguals around the world know and use their languages in varying proportions)

フレーズ勉強
in varying proportions
Varyは変わるという動詞。varyingは変化する、ここでは「異なる」。
In varying degrees で「程度の差はあっても」。

Proportionは割合。日本語ではカラダの「プロポーションが良い」って言いますね。

直訳すると「異なる割合で」
意訳すると「偏っている」

バイリンガルの3つのタイプ

Compound Bilingual 「複合型バイリンガル」

例えば、幼い時にペルーから両親に連れられてアメリカにきた子供ガブリエラちゃん。小さい頃から二つの言語を同時に学んだ。

Coordinate Bilingual「等位型バイリンガル」

例えば、ガブリエラちゃんのティーンネイジャーのお兄さん。学校では英語を使うが、家で両親と話す時はスペイン語。

Subordinate Bilingual「従属型バイリンガル」

ガブリエラちゃんのご両親。第二言語を、第一言語を通じて学んでいる人。

ヤサブロー
拙者、名前の通り純ジャパなので完全にSurbordinate Bilingualじゃ。

アクセントや発音などの違いはあれど、どの種類のバイリンガルもそれぞれの言語をきちんと習得することができます。

Critical Period Hypothesis「臨界期仮説」

左脳が論理的思考に主に使われ、右脳が情緒や社会的な思考によく使われることはみなさんご存知かと思います。

言語学習は右脳も左脳も使うこと、そして、脳の左右分化は年齢と共に起こるという事実が、「臨界期仮説」を生みました。

臨界期説によると、子供の方が、右脳も左脳も使って言語を学ぶため、言語学習が、左脳しか使わない大人よりも簡単に出来るとのこと。

もしこの説が本当ならば、子供が言語を学ぶ場合は社会性や感情的な文脈を伴って言語を学ぶことになります。
反対に、左脳で学んできた大人が第二言語を話しながら、問題に突き当たった場合、第一言語よりも、感情を抑えて、論理的に問題を解決しようとすることが研究で明らかになりました。

単語勉強!
lateralization…左右分化
plasticity…可塑性、柔軟さ
holistic…全体的な

バイリンガルが脳に及ぼす影響

いつから勉強を始めるかは関係なく、マルチリンガルになることは、脳に良い影響があることがわかってきました。

その一部は目に見えるものでもあります。神経やシナプスのある、脳の灰白質の密度が高くなり、第二言語を使っている時には、ある箇所での脳の動きが活発になります。

バイリンガルの脳は生涯にわたって脳を鍛えているので、アルツハイマー症や、認知症を5年間は遅らせることができます。

単語勉強!
dementia…認知症

バイリンガルであることによる認知的な利点は今や直感的に理解できますが、昔の研究者が聞いたら驚くことでしょう。1960年代、バイリンガルは子供の成長を遅らせるハンディーキャップとして捉えれていたのです。これは、バイリンガル教育が、子供がにとって言葉と言葉を区別するのにエネルギーを使いすぎるものである、という多くの欠陥のあるデータの寄せ集めからなる論でした。

今では、他言語のテストを行う時に見られる試行錯誤は、脳の前頭前野を活性化させ、鍛えることが出来ることがわかりました。

前頭前野は、実行力、問題解決能力、タスク切り替え、そして関係ない情報を遮断し集中することに大きな役割を担います。

バイリンガルになることが、そのまま「頭が良い」には直結しませんが、脳を健康に、複雑に、そして積極的にさせます。

子供の頃から他言語を勉強するといったような環境に恵まれなくても、今からでも遅くありません。

「ハロー」から「Hora!」に、「ボンジュール」、あるいは「ニイハオ!」に言語の壁を飛び越えて見ませんか?脳にとっては小さな一歩が、大きな道に繋がります。

ヤサブロー
というわけで、今日は終わり。チャオ!